まほろばシリーズ (3)
素読・暗唱のための言葉集— こころの輝きを見つけよう
そどく あんしょうのための ことばしゅう/こころのかがやきを みつけよう
NPO法人まほろば教育事業団/編
定価 本体800円(税込880円) ISBN 978-4-944219-79-7 判型・頁数 B5判・64頁 発売 2008年12月 |
![]() |
江戸時代の子弟教育では、論語など「四書五経」の素読がよく行われていました。
素読は、習った時にはその言葉の意味が理解できずとも、その後の人生のなかで様々な体験を積むことで、先人の言葉が栄養となり、また血肉化し、人格を形成していくものだといわれています。
近年の学校教育においても、素読や暗唱の価値が再認識されています。
本書は、まほろば教育事業団が、小学生を対象にした合宿で取り組んでいる素読暗唱の教材を、テキストとして編集したものです。
原典には、幼児でも読めるようにルビを付し、解説および作者の紹介を添えています。
「古事記」「万葉集」「古今集」の和歌をはじめ、古代から近代までの美しい詩歌の調べ。
「古事記」「日本書紀」「太平記」、そして明治維新の志士たち。先人の言葉を読むことによって、その生き様がせまってきます。
「論語」「孝経」など大陸から伝来し、近世日本の学問となった漢文・漢詩のうち、有名なものをとりあげています。
「浜辺の歌」「故郷」など、日本の情景を歌った唱歌をとりあげています。