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憲法改正の論点Q&A―あなたの疑問に答える20の論点

憲法改正の論点Q&A—あなたの疑問に答える20の論点
けんぽうかいせいのろんてん キュウアンドエー/あなたのぎもんにこたえる 20のろんてん


民間憲法臨調/編

定価 本体524円(税込576円)
ISBN 978-4-905410-08-9
判型・頁数 A5判ブックレット・64頁
発売 2012年5月3日
明成社オンライン
9条以外にも様々な問題が…。どう考えればよいのか、ズバリお答えします。

日本国憲法が施行されてから、65年が経過します。その間、憲法の文言が一字一句も改正されないのは、異例なことです。世界の憲法改正動向を見ると、その異様さがはっきりするでしょう。
本書は、民間憲法臨調が、憲法論議の焦点「9条」に絞って解説した『憲法9条Q&A-改憲論への疑問に答える20の論点』に続いて、9条以外にどんな課題があるのかを、簡潔にまとめた続編です。


 

Q1)日本国憲法の成立過程をどう考えればよいのでしょうか?
Q2)憲法の「前文」は、どこが問題なのですか?
Q3)天皇陛下が東日本大震災に際して述べられた「おことば」は、憲法上どのように位置づけられるのでしょうか?
Q4)憲法に領土条項を創設し、自国の領土を明確にするべきではありませんか?
Q5)PKO(国連平和維持活動)参加5原則の見直しは、憲法上、問題がないのですか?
Q6)憲法の改正として非常事態条項を入れるべきだという議論がありますが、それは平和主義を掲げている日本国憲法の理念に反するのではありませんか?
Q7)基本的人権と「公共の福祉」との関係は、どのように理解すべきでしょうか?
Q8)法務省は夫婦別姓制度の導入を目指していますが、憲法上、問題はないのでしょうか?
Q9)憲法に「家族条項」を加えるべきという主張がありますが、なぜ加えなければならないのでしょうか?
Q10)外国人にも、地方参政権くらい与えてもよいのではありませんか?
Q11)民主党政権が制定しようとしている「人権侵害救済法」には、何か問題があるのでしょうか?
Q12)首相や閣僚らが靖国神社を公式参拝するのは、憲法が規定する政教分離原則に違反するのでしょうか?
Q13)沖縄県竹富町が採択協議会の決定を無視し、育鵬社版「中学校公民教科書」を不採用とした問題をどう考えるべきですか?
Q14)最高裁判所は、衆議院議員の選挙制度を違憲状態としました。憲法上、国会議員の選挙制度はどのようにすべきですか?
Q15)公立学校での入学式や卒業式において、国歌斉唱時に起立を強制するのは憲法違反ではないでしょうか?
Q16)近年、いわゆる新しい権利として、環境権、プライバシー権、知る権利などが主張されていますが、これらの権利は憲法で規定しなければならないのでしょうか?
Q17)衆議院と参議院のねじれ現象は、憲法上どこに問題があるのですか?
Q18)平成24年度には、国の借金が一千兆円を超えると試算されています。憲法で「財政均衡条項」を導入すべきという意見もあるようです。その是非をどう考えればよいのでしょうか?
Q19)日本国憲法は施行から65年間、まったく改正されていません。外国の憲法の改正状況はどうなっているのでしょうか?
Q20)憲法改正手続きを緩和すべきだという主張がありますが、これをどう考えればよいのでしょうか?
・東北地方太平洋沖地震に関する天皇陛下のおことば
・各国憲法の制定年と改正の実際
・民間憲法臨調提言「新憲法制定に向けて<中間報告>