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明治の御代―御製とお言葉から見えてくるもの

明治の御代

【書評】 ▶神社新報 ▶図書新聞 ▶「教育創造」

明治の御代—御製とお言葉から見えてくるもの
めいじの みよ/ぎょせいと おことばから みえてくるもの


勝岡寛次(かつおか かんじ)/著

定価 本体1,800円(税込1,980円)
ISBN 978-4-905410-10-2
判型・頁数 四六判・320頁+口絵8頁
発売 2012年7月30日
明成社オンライン

《明治天皇百年祭記念出版》の価値ある一冊。
日本人がたえず振り返るべき明治の御代
本文中には明治天皇の御製、お言葉、さらには明治神宮聖徳記念絵画館所蔵の貴重な絵画が数多く掲載されると共に、フルカラー口絵8頁も掲載され、時代の空気が直に伝わってきます。
西欧列強が植民地化を推し進め、アジア諸国の独立が脅かされていた中で、いち早く近代化を達成し、世界に雄飛した明治の御代。
今日の尖閣諸島をはじめとする領土問題、皇位継承、外国人参政権、家庭教育等、様々な課題の克服において、明治の御代は、私たちが今こそ手にしたい日本の羅針盤です。


第一章 明治天皇と六大巡幸
明治天皇のご誕生前後から青年期(明治十年代)までを、明治維新と六大巡幸を中心に描きます。ご巡幸がもたらした最大の賜物、明治国家を飛躍的に発展させた原動力とは何だったのでしょうか。

第二章 大日本帝国憲法と明治天皇
明治天皇が名実ともに立憲君主として登場された壮年期。アジアで初めての近代憲法制定に、明治天皇はどのように臨まれたのか。帝国憲法制定の真実の歴史がいま明らかに。

第三章 教育勅語と明治天皇
明治天皇ご自身のお考えが色濃く反映され、精神面・教育面で明治国家の支柱となった教育勅語。そこには時代と場所を超えた普遍的な意義が…。

第四章 日清・日露戦争と明治天皇
明治という時代にとって、大きな意味を持つ日清・日露戦争。日本は何故、清国、ついでロシアと戦火を交えなければならなかったのか、明治天皇ご自身のお立場から考察。

第五章 明治の外交と領土問題
竹島や尖閣といった今日の領土問題も、幕末から明治にかけて日本が画定した、我が国固有の領土であるという事実が源。正確に知っておくべき明治の領土画定と外交の歴史。

第六章 明治天皇と明治の祭祀
明治期における主要な祭祀と明治天皇の出御の有無を徹底的に調査。明治天皇がいかに祭祀に熱心であったかを立証します。

終章 明治の終焉
明治天皇崩御の日の様子と明治天皇の世界的評価を伝えるとともに、明治天皇とその御代に、我々は何を学ぶべきか、明治という時代の今日的意義について考えます。