占部賢志 歴史探訪シリーズ ― 語り伝えたい日本人の物語―(4)
【DVD】日本・ベルギー交流秘話—日本を救った二人のベルギー人 |
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占部賢志(うらべ けんし)/出演・語り | |
定価 本体2,000円+税 ISBN 978-4-944219-86-5 仕様 DVDディスク・NTSCカラー/モノラル34分/プラスチックケース入 発売 2009年11月 |
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◆「日本軍による虐殺はなかった」ことを主張したダネタンと、 震災に苦しむ日本人を支援したパッソンピエール ●ベルギーを訪問した岩倉使節団を出迎えたアルベール・ダネタンは、その経歴を買われて日本へ赴任、駐日公使を12年も務めた人物だ。このダネタンは、後に日本の危機を救うこととなる。 ●明治27年(1984)の日清戦争の際、諸外国の新聞は「日本軍は旅順で多くの一般住民を虐殺した」と報じ、強く日本を非難した。しかし、ダネタンは自らこの事件を調査し、「日本軍による虐殺」が誤報であることを明らかにするのだ。またダネタンは、日本の赤十字が見事に機能している様子や、清国人捕虜に対して日本軍が厳格にジュネーブ協定を守っている事実も広く世界に紹介し、列国の誤った対日意識を是正したのだった。 ●さらに大正12年、関東大震災による未曾有の惨事に見舞われた日本に対し、温かい支援の手を差し伸べたのもベルキーだった。東京都復興記念館に展示されている1枚の絵。この絵に描きこまれている人物こそ、日本の支援のために奔走したアルベール・ド・パッソンピエール大使である。 ●ベルギーはなぜ、かくも日本に好意を寄せたのか。2人の人物の足跡を辿りながら、明治~大正期における両国の交流の歴史と絆を浮かび上がらせる。 ◎ロケ地/東京都雑司が谷霊園、東京都復興記念館 |