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皇位の正統性について 「万世一系」の皇祚理解のために

皇位の正統性について

皇位の正統性について—「万世一系」の皇祚理解のために
こういの せいとうせいについて/ばんせいいっけいのこうそ りかいのために


小堀桂一郎(こぼり けいいちろう)東京大学名誉教授、文学博士/著

定価 本体1,900円(税込2,090円)
ISBN 4-944219-46-6
判型・頁数 四六判・338頁
発売 2006年9月
明成社オンライン

皇位継承者不在の事態に備え、注目を集める皇室典範改定をめぐる議論で、本質として考えなければならない皇位の正統性についての研究論考集と、日本の国柄についての理解を助ける附篇を収録。
日本における女帝の歴史、人臣から皇族に復帰、天皇に即位された例などを、文献にあたりながら検証。また、今日の事態を招いた占領下における皇室弱体化政策のねらいを、明らかになった外務省の秘密文書をもとに論説する。
二千年に渡って守られてきた皇位継承の伝統。その”歴史の重み”が今、問われている。


第一章 女帝容認論批判
第二章 わが国の“真の独立”の鍵は皇室にあり

〔座談会〕外務省極秘資料でみる「被占領六十年」の呪縛…小堀桂一郎・大原康男・石川水穂

第三章 「皇室典範に関する有識者会議」に直言す―歴史を知らぬまま“現代”に迎合する愚を軋す
第四章 改定により何が起るのか
第五章 明治憲法と皇室典範
第六章 皇位の正統性について
【附篇】
第七章 建武中興が問う国体の本義
第八章 美貌の皇后の御歌と御姿(昭憲皇太后)
第九章 昭和天皇の世紀 ―御生誕百年の記念年を迎へて