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国家なくして平和なし―[樺太][満洲]故郷はるか  

国家なくして平和なし—[樺太][満洲]故郷はるか
こっかなくして へいわなし/からふと まんしゅう ふるさとはるか


小林恒夫 (こばやし つねお) 天川悦子 (あまかわ えつこ)/著

定価 本体600円(税込660円)
ISBN 978-4-905410-40-9
判型・頁数 A5判・48頁
発売 2016年12月
明成社オンライン
◆忘国は亡国の元

昭和20年8月8日、ソ連は中立条約を一方的に破棄して日本に宣戦布告。 “終戦の日・8月15日”は、樺太や満洲等の地域では「終戦」ではなかった!
国の力が及ばない時、人命・財産は守れない!このような事例は、記憶に新しいロシアによるクリミア併合(2014年)で再現されたように、過去の出来事ではないのである。
私たちができることは、亡国の民となったとき待ち受けている現実を知り、平和のための備えを、常々怠らないことではないか。


鮮やかに生まれ変われ!日本 …櫻井よしこ

【樺太編】私の樺太終戦日記 …小林恒夫
終戦が悲劇の始まり/非道なスターリンの野望と南樺太への侵攻/終戦、そして停戦調印後も民間人を虐殺したソ連/ソ連占領下の生活、そして帰還/共産主義の残酷さと国際社会の不条理/“無防備憲法”でいいのか

〈コラム〉九人の乙女 なすべきをなし終えて
〈コラム〉三船殉難事件

【満洲編】故郷・満洲を追われて …天川悦子
わが故郷、満洲/8月9日、ソ連軍の侵攻/新京から鎮南浦へ、そして迎えた敗戦/ソ連軍の暴虐/生き延びるために/雪の墓標-伝染病に斃れた子供たち/38度線を越えて/頼る国がないことがいかに悲惨なことなのか

〈コラム〉不動の開拓理念 二つの千振

◎樺太・満洲〈帰還・引揚〉関連年表