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靖國のこえに耳を澄ませて―戦歿学徒十七人の肖像

靖國のこえに耳を澄ませて—戦歿学徒十七人の肖像
やすくにのこえに みみを すませて/せんぼつがくと 17にんの しょうぞう


打越和子(うちこし かずこ)/著

定価 本体1,500円(税込1,650円)
ISBN 4-944219-13-X
判型・頁数 四六判・276頁
発売 2002年7月
明成社オンライン
若くして散っていった彼らが示した「生きるということ」

戦後世代の女性筆者が、若くして散っていった戦没学徒の生き方を、遺書や遺族への取材を通じて描いた鎮魂の書。


序文 長谷川三千子

第一章 十七人の肖像

智恵子よ、幸福であれ……穴沢利夫
深山の桜……西田高光
れんげ畑の祈り……市島保男
いのちなりけり……中村輝美
天草の海のはたてに……和多山儀平
母よ笑みませ……塚本太郎
三島由紀夫が涙した遺書……古谷眞二
歴史のかなしみの中に……松吉正資
八重桜の頃……須賀芳宗
お父様!……根尾久男
四百八十日の軍隊日記……酒巻一夫
聖戦にかけた青春……宮内栄
純愛……旗生良景
永遠ノ生ニ生キル……茶谷 武
秋空の清らに澄みて……坂本剛夫
生命の詩……高久健一
油山……寺尾博之

第二章 戦後世代と慰霊