靖國で会おう—劇/神風特別攻撃隊敷島隊隊長 関行男 二十三年の生涯
やすくにで あおう/げき かみかぜとくべつこうげきたい しきしまたいたいちょう せきゆきお 23ねんの しょうがい
中城まさお(なかじょう まさお)/著
定価 本体1,600円(税込1,760円) ISBN 978-4-944219-56-8 判型・頁数 A5判・168頁 発売 2007年5月 |
神風特攻の魁、関行男大尉の生涯を演劇で描いた作品。靖国神社における奉納公演を収めたDVD付。敷島隊二番機・中野磐雄一飛曹を題材とした一人語り「空ゆかば」を併載。
占領下の日本では、特攻隊員は軍部の無策による犠牲者として扱われ、今でもそれが尾を引いています。
一方海外では、フランスのマルローのように「世界に残すべき美挙」と称える人が数多くいます。
古代ギリシアは、自分たちの戦いを叙事詩として後世に残しました。
日本も敗れたりとはいえ、未曾有の大戦に立ち向かった精神を国民的叙事詩として語り継ぐべきではないでしょうか。