防人の島「対馬」が危ない!—国境離島を守るために
さきもりのしま つしまがあぶない/こっきょうりとうを まもるために
日本会議地方議員懇談会/著
定価 本体524円(税込576円) ISBN 978-4-944219-81-0 判型・頁数 A5判・56頁 発売 2009年 4月 |
海峡を挟んで朝鮮半島と国境を接する対馬は、古くから我が国の防衛を担ってきた「防人の島」である。
しかし、地場産業の衰退で人口が半減した対馬は、韓国人観光客の誘致策を推進。その結果、韓国人観光客が急増し、土地・建物も韓国資本によって次々に買収されてしまった。海上自衛隊の基地に隣接する土地までも韓国人の所有となり、国防上の問題が懸念される事態にまで発展している。平成20年7月には、韓国の退役軍人らが対馬に乗り込み、「竹島も対馬も韓国の領土」と主張する集会を開いている。
国境を海上に接する離島は対馬に限らない。これら国境離島に対して、日本はいかなる対策をとるべきか。
1.なぜ、韓国は「対馬もわが領土」というのか
2.対馬は、日本と大陸を結ぶ重要拠点
3.古代から現代まで、対馬は防人の島
4.問題を引き起こす韓国人観光客
5.なぜ、対馬最大の祭りが「アリラン祭」になったのか
6.対馬の土地が、買い占められている!?
7.韓国資本リゾートに残された「行幸啓碑」
8.悲鳴を上げる対馬の経済とは?
9.密漁―日本の海産資源が荒らされている!
10.国は「国境の島」対馬を見捨てるのか
11.国の独立立法「国境離島新法」の制定を
〈レポート〉 韓国抗議団の暴挙に対する対馬島民の戦い
〈現地の声〉 竹島問題に巻き込まれる対馬
〈インタビュー〉 対馬の「韓国化」を阻止せよ
〈コラム〉 和館―もう一つの日朝交流史
〈要望書〉 国境離島等振興特別措置法(仮称)の制定について