米ソのアジア戦略と大東亜戦争
べいソの アジアせんりゃくと だいとうあせんそう
椛島有三(かばしま ゆうぞう)/著
定価 本体1,500円(税込1,650円) ISBN 978-4-944219-52-0 判型・頁数 四六判・224頁 発売 2007年4月 |
第一次大戦後、米・ソ両大国がいかに日本を圧迫し戦争へ追い込んだのかを、各種新資料に基づき検証。
巨大な中国市場の独占を狙うアメリカは、中国の教育事業へ多額の投資を行い、反日ナショナリズムを育成すると共に、中国軍への大規模な軍事援助を行った。一方、中国の共産化を狙うソ連は、中国共産党を結成。これを国民政府と合作させ排日事件を頻発させる。そして本来相容れぬ思想を持つはずの米ソ両国は、中国を支配する上での共通の障害=日本打倒のために手を携え、遂に実力行使に踏み切るのである。
戦後既に60年、各種の情報が公開され、偏らず冷静に判断すれば、何が正しいか解ける筈です。
私は本書に全く同感であり、讃辞を呈したい。
推薦の辞 小野田自然塾・理事長 小野田寛郎