沖縄戦集団自決 虚構の「軍命令」
おきなわせん しゅうだんじけつ きょこうのぐんめいれい
勝岡寛次(かつおか かんじ)/著
定価 本体524円(税込576円) ISBN 978-4-944219-66-7 判型・頁数 A5判・48頁 発売 2008年 1月 |
大東亜戦争末期、沖縄に上陸を果たした米軍と、これを迎え撃つ日本軍との間で凄絶な戦いが繰り広げられた。県民の痛ましい集団自決はこの戦いの最中に起きた。
県民の集団自決は「軍の命令による」とする教科書記述を削除した文部科学省の検定に対し、沖縄県議会は、撤回を求める意見書を全会一致で可決。主催者が参加者11万人(実数は2万人弱)と豪語する沖縄県民大会も開かれた。こうした圧力により教科書検定は宙に浮き、沖縄戦をめぐる教科書記述は翻弄され続けている。果たして、実際に日本軍は、沖縄県民に自決を強要(命令)したのか? 歴史的経緯を追い、この問題の本質を明らかにする。
Q&A
・防衛隊と正規の日本軍はどこが違うのですか?
・沖縄戦では日本軍のことばかりが悪く言われていますが?
・日本軍は、本土決戦のために沖縄を「捨て石」にしたのですか?