昭和天皇の祈りと大東亜戦争—『昭和天皇実録』を読み解く
しょうわてんのうの いのりと だいとうあせんそう/しょうわてんのうじつろくを よみとく
勝岡寛次(かつおか かんじ)/著
定価 本体600円(税込660円) ISBN 978-4-905410-36-2 判型・頁数 A5判・56頁 発売 2015年9月15日 |
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日本人が知るべき大切な歴史がここにある。
終戦70年を機に刊行が開始された『昭和天皇実録』。その中で初めて公開された大東亜戦争時の「御告文」と「御祭文」。そこには、今まで誰も窺い知ることのなかった昭和天皇の深い祈りとご覚悟が示されていた。今、すべての日本国民が知るべき真実の歴史がここにある!
戦後七十年を迎えて──『昭和天皇実録』刊行開始の意義
第一章 開戦に至るまで
1 大東亜戦争の遠因について
2 支那事変と昭和天皇
3 大東亜戦争勃発に至るまでのご苦悩
第二章 大東亜戦争と昭和天皇の祈り
1 開戦の詔書と御告文
2 開戦一年後の伊勢神宮への御告文
3 終戦直前の御祭文をめぐって
第三章 終戦と昭和天皇のお覚悟
1 終戦の詔書と終戦時の御製
2 「ふりつもるみ雪」の御製の意味するもの
3 『昭和天皇実録』に見る、占領下の宮中祭祀
改めて昭和天皇の御代を偲ぶ―あとがき