明治 閃光の記憶
めいじ せんこうの きおく
竹本忠雄(たけもと ただお)/著
定価 本体1,200円(税込1,320円) ISBN 4-944219-04-0 判型・頁数 A4判・67頁 発売 1999年9月 |
渾身を込めてつむいだ一大詩史
世界を驚嘆させた明治維新の偉大と、そのモデルとして仰がれた神武天皇の建国について、日本のみならずヨーロッパで「日本文化防衛」の第一線に立つ著者が、明治神宮で行って絶賛を博した二つの記念講演を収める。さらに貴重な図像と詳註も豊富に添えて、「真の日本」を知ろうとする一般読者層に広くアピールする。
読んで感動、見て楽しい、日本創成と近現代史の魅力ある座右の書。
序 明治神宮宮司 外山勝志
MEIJI―世界かく震撼せり
降る雪や‥/二度目の大国難/日本発ニ大変革の同時進行/フランス「人権宣言」に勝る「教育勅語」/信教の自由と差別撤廃/杉原千畝の源流、ここに/くつがえった白人優越の神話/世界は見た-日本の正義
永遠に我らの胸をよぎる明治の日章旗
虚空(そら)見つ日本(やまと)の国―その創成の栄光と使命を今に
国の神聖の起源/明治の大御代のワープ/「神武」を理想像とした幕末の志士たち/神剣をもって「瘁え」を断つ-神武天皇とジャンヌ・ダルク/神武のジも言わない政府主催の建国奉祝祭/天皇おんみずからの犠牲的精神/「民の利」優先の大和の国デモクラシー/「建国記念」なきヨーロッパの祝日/「神武天皇の顔は見たことがない」?/「橋をかける」-引き裂かれた歴史に/世界に誇る建国の三理想
悠久の国日本―肇国の源流に立って 幣立神宮宮司 春木伸哉