あまのいわと たいようのサクレ
広田勇介 ひろた ゆうすけ/著
写真家・山岳ガイド
日本大学芸術学部中退。カナダ・ヤムナスカ登山学校卒。
山岳ガイドとして富士山を500回以上登り、山岳信仰に興味をもち、各地の霊山を取材。また、日本各地の偉人の銅像写真を撮影し、皇居外苑の楠木正成像に迫った『嗚呼版太平記』を発表。明治神宮、湊川神社、靖國神社、高野山真言宗遺跡本山観心寺などで写真展を開催。
定価 本体 2200円(税込 2420円) ISBN 978-4-905410-78-5 判型・頁数 四六判・並製・248頁 発売 2024年12月12日 |
「初踏査か。興味あるね」
プロ登山家、竹内洋岳は言った。
「人跡未踏と聞いて、登山家、探検家の末裔であるという血が騒ぐ」
未知の洞窟への遠征に、彼が参加を決めた瞬間だった。
私たちには、その洞窟を調査するだけでなく、注連縄をかけるというミッションがある。
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