嵐の中の灯台

嵐の中の灯台【軽装版】
親子三代で読める感動の物語
嵐の中の灯台
あらしのなかの とうだい 【けいそうばん】
おやこさんだいでよめる かんどうのものがたり
 小柳陽太郎・石井公一郎/監修
家庭読本編纂委員会/編
定価 本体1,200円+税 (税込1,296円)
ISBN 978-4-905410-09-6
判型・頁数 A5判・266頁
発売 2012年3月15日
kounyuu
◆読み聞かせのベストセラー。
大きさ・内容もそのまま、軽いソフトカバー版で再登場!

昔から語り継がれてきた物語は、いつの時代にも、人として大切なことを教えてくれます。
人と人との絆、真摯な生き方、困っている人を助けるということ、地域の話、外国の話、ユーモラスなお話も織り交ぜ、読み聞かせにも最適な物語18話。
小学校中学年から読める総ルビ、情感豊かな挿絵はオールカラーです。
嵐の中の灯台
 小さな娘の待つ離れ小島の灯台に明かりを点けようと、灯台守りの父親が、荒波の中に舟を漕ぎ出すと、沖から一筋の光が射してきます。
小さなネジ
 自分は小さくて何の役にも立たないと思っていたネジが、故障した時計に差し込まれると、時計はたちまち動き出します。子供たちに人気のユーモラスなおはなし。
青の洞門
 紅葉の名所大分県「耶馬渓」。その険しい谷あいで、何十年も岩山に穴を掘り続けているお坊さんがいました。菊池寛『恩讐の彼方に』のモデルとなったおはなし。
ハエとクモに助けられた話
 王子を助けたのは、嫌っていたハエとクモのおかげでした。ふだん、苦手に思っている人が、実は自分のために力になってくれているのかもしれませんね。
父の看病
 父だと思って看病していた人は実は他人でしたが、少年は心をこめて看病を続けます。イタリアの名作集「クオレ」の一話。
佐吉と自動織機
 佐吉が昼夜をかけて開発した自動織機は、名古屋にあるトヨタグループの「産業技術記念館」に展示されています。
助舟(たすけぶね)
 危険を顧みず漕ぎ手に志願する息子を、きっぱりと送り出した母。この助舟の働きで、人々は無事救助され、行方の知れなかった夫との再会も果たします。
緑の野ーデンマーク復興の物語
 荒れ野にもみの木を植え、緑豊かな野に。ダルガス親子の真心に動かされたデンマークの人々と国土復興の物語。
笛の名人
 船旅の途中、海賊船に襲われた笛の名人が、今夜限りの一曲と、心を込めて吹く笛の音に、海賊の頭の目は涙に濡れて…
10五人の庄屋
 江戸時代のはじめの大飢饉。村人の生活を守ろうと、難工事に挑んだ五人の庄屋。その覚悟と熱い思いが人々を動かし、大石堰はついに完成、水路に水が流れます。
11競馬(くらべうま)
 村の栄誉をかけた勝負で馬から滑り落ちてしまった対戦相手を、少年はためらいなく助けたので、互いの村の絆はより強く結ばれました。
12応挙と猪
 観察したままを忠実に描きあげた円山応挙。その絵に勢いがないと言われたのは、猪が病気だったせいだと知りますが、生きた猪を描こうと再び筆を取ります。
13ハンタカ
 何を教えても覚えられない弟子のハンタカに、お釈迦様は「汚い言葉を使わない」、ただこの一言を覚えるようにと言われました。素直な心が呼び覚まされる一話。
14焼けなかった町
 関東大震災で焼けなかった一角。住民総出で力をあわせて消火活動に取り組み、町を守った実話です。防災活動の大切さを教えてくれます。
15夕日に映えた柿の色
 いくら工夫しても目指す柿の色が出せず苦労を重ねた喜三右衛門は、それでも研究を続け、ついに柿右衛門様式と呼ばれる美しい赤絵を生み出します。
16通潤橋(つうじゅんきょう)
 江戸時代の末、工夫をこらして造ったというこの橋は、現代の技術をしてもなかなか出来ない立派な橋です。熊本県にあります。
17心に太陽を
 波間に響く歌声が希望を失った人々の元気を取り戻します。この詩はヨーロッパの多くの人々に愛唱されていました。
18稲むらの火
 紀伊半島を襲う大津波から、収穫したばかりの自分の稲むらに火をつけて、村人を救った浜口五兵衛。
津波の教訓を伝える有名なお話。